The Story
信州佐久の極寒が醸す芸術
標高700メートル、信州の屋根とも言える「佐久平」。千曲錦酒造は、北に浅間山、南に八ヶ岳を望み、千曲川の清流が流れる大自然の中にあります。真冬には氷点下10度にも達するこの地の「極寒」こそが、千曲錦の酒造りには欠かせない最高の酒蔵です。蒸し米を冷やし、雑菌を抑える厳しい寒さが、大吟醸をはじめとする繊細な酒質を磨き上げます。佐久の風土そのものが醸し出す、清冽で凛とした味わいがここにあります。
The Sake
信州の恵み「美山錦」、米のポテンシャルを極限まで引き出す
酒造りの骨格となるのは、選び抜かれた「酒造好適米」です。千曲錦では主に長野県が誇る「美山錦」を使用。大粒で心白の大きいこの米の質を見極め、それぞれの特性に合わせた精密な精米管理を行っています。玄米の個性を最大限に活かし、雑味を削ぎ落とすことで、米本来のふくよかな旨味と透明感のある香りを引き出します。信州の土壌が育んだ米のポテンシャルが、職人の技によって洗練された雫へと姿を変えるのです。
The Sake
四つの井戸が醸す水のしらべ
酒の命は水にあります。千曲錦には浅井戸二つ、深井戸二つの計四つの井戸があり、ミネラルバランスを使い分け、鉄分の少ない最高の名水を得ています。この水を愛でたのが、旅と酒を愛した俳人・種田山頭火でした。「風かをる しなのの国の 水のよろしさ」。きき水の名人でもあった山頭火が昭和11年に残したこの句は、まさに千曲錦の水の素晴らしさを物語っています。自然の恵みが生んだこの名水こそが、千曲錦の清らかな余韻の源です。
千曲錦酒造から
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