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  宮城県, 日本

株式会社佐浦

the story

南部杜氏

 1724年創業の浦霞。その歴史の礎は、日本三大杜氏の一つである南部杜氏の技にあります。1949年、吟醸造りの名人・平野佐五郎氏が杜氏に就任し、低温長期発酵による気品ある香りと綺麗な酒質を特徴とする「平野流」を確立しました。佐五郎氏が最初に行ったのは蔵の徹底的な清掃でした。微生物を扱う酒造りにおいて、衛生管理は基本中の基本。その「凡事徹底」の精神は、甥の重一氏から現在の杜氏たちへ、半世紀以上にわたり浦霞の魂として受け継がれています。

the sake

1973年発売の純米吟醸

「Classic and Elegant」を掲げ、味と香りの調和が取れた「品格のある酒」を目指す浦霞。その完成形が、1973年発売の「純米吟醸 浦霞 禅」です。当時、吟醸酒が一般的ではなかった時代に、12代目蔵元・佐浦茂雄氏はパリでの禅の普及に着想を得て、この酒を世界へ売り出す挑戦を始めました。平野重一杜氏による緻密な温度管理が、繊細な吟香とすっきりとした淡麗な味わいを実現。半世紀を超えて愛される、日本を代表する吟醸酒の金字塔となりました。

the sake

「きょうかい12号酵母

創業300年を迎えた令和の今、浦霞は新たな挑戦を始めました。それは自社発祥の「きょうかい12号酵母」の復活です。1960年代、平野杜氏が醸す酒は「イチゴのような香り」を放つと全国で話題になり、そのもろみから分離されたのがこの酵母でした。当初は「平野酵母」と呼ばれ、鑑評会で数々の好成績を収めた功績から、1985年に「きょうかい12号酵母」として登録されました。この名誉ある酵母の復活は、浦霞が未来へ繋ぐ新たな進化の証です。


株式会社佐浦から